本冷えが始まり、慌ててクローゼットからコートを取り出すと、
くたびれていて、今年は着れそうにない
消耗品のようにコートを着潰している。本当は何本かで着回ししたい
というお悩みの方に向けて、この記事ではスーツに合わせるコートの選び方から素材による違い、オススメのコートなどをまとめています。
5分くらいで読めますし、コートをお得に購入する方法まで解説していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
スーツに合わせるコートの選び方!ポイントは3つだけ
コート選びのポイントをまとめると、
- コートの色は、ベーシックカラーで
- 着丈はジャケットよりも長く
- 袖丈も手首よりも長く
が基本となります。
ちなみにベーシックカラーとは、厳密な定義はありませんが、他の色の邪魔にならないカラーのことです。
具体的には、無彩色(白・黒・グレー)とベージュやカーキ、ネイビー、茶色などがベーシックカラーにあたります。
この3つのポイントを考慮し後述しているコートを選ぶことで、きちんとしたスーツスタイルを決めることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
コートの素材(綿・ポリエステル)による違いについて
もちろんコートの素材によって、そのコートの特性が決まります。
具体的には、
- 綿で仕立てられているコートであれば保温性が高い
- ポリエステルのコートであれば、着られる期間が長い
などの特徴があります。
綿100%のコートは、暖かくて保温性が高い
綿の素材にもよりますが、基本的には綿100%のコートは保温性や吸水性に優れているため、寒い日には重宝します。
さらに生地が丈夫でコート自体が長持ちするという特徴もございます。
ただ、
- コートの価格が高い
- コートが重たい
- 手軽に洗えない
などのデメリットには注意が必要です。
そのため頻繁に外回りで動き回る方には、綿100%のコートはあまりオススメできません。
一方でとにかく暖かいコートが必要な方にはオススメですね。
ポリエステルのコートは、低価格+秋~春先まで着られる
ポリエステルは、
- 速乾性に優れる
- 丈夫
- シワになりにくい
という特徴があります。
さらに価格も比較的抑えられ、お手入れの手間も少なくて済むため、手軽に着れるコートが欲しいという方にオススメです。
もちろん綿100%のコートに比べると、保温性では劣ってしまいますが、季節の変わり目(秋)から重宝しますので、長く着られます。
ただ毛玉ができやすいという特徴には注意が必要です。
綿・ポリエステルそれぞれの良いとこ取りしたコートもございますので、コートを選ぶ際は、ぜひ生地の特性を考えながら選ぶと自分にあったベストな1着を見つけやすくなりますね。
モッズ・ダッフル・ダウンコートは、カジュアルになりすぎるため要注意!
- モッズコート
- ダッフルコート
- ダウンコート
この3種類のコートは、カジュアルになりすぎる場合があるため、ビジネスシーンにはあまりオススメできません。
またダウンコートであれば、高い防寒性能という魅力も捨てがたいのですが、コーデが失敗してしまうリスクもありますので、上記の3種類は控えるようにしましょう。
ビジネススーツに合うコートは主に5種類
ビジネススーツには、次の5種類のコートを合わせることでスーツスタイルをビシッと決めることができます。
- ステンカラーコート
- アルスターコート
- トレンチコート
- チェスターコート
- ポロコート
ステンカラーコート
ビジネスマンの定番アイテムとして人気のステンカラーコート。
シンプルなデザインで、ネイビーやベージュのカラーが人気です。
襟が特徴的で、後ろ側の襟が高く前側が低いデザインとなっており、襟先のボタンを締めると防寒性も高められます。
アルスターコート
膝下までのロング丈とダブル、バックベルトが特徴的なアルスターコート(アルスター)。
クラシカルな印象が強く、上品なスタイルになります。
また下襟と上襟の幅が同じ、もしくは上襟が少し広めとなっているのも特徴的です。
先程のステンカラーコート同様、襟を立てることで防寒性をあげることもできます。
グレーコートとの相性が良いため、日頃からダークカラーのコートを着用されている方にオススメのコートですね。
トレンチコート
トレンチコートは、イギリスの陸軍が塹壕(トレンチ)戦で着用していたコートが起源と言われており、高い防水性と防寒性が特徴です。
また元々ミリタリーウェアだったことからディテールも特徴的で、
- エポレット
- ガンフラップ
- Dリング
- トレンチベルト
- アームベルト
などがあり、見る角度によって印象が変わります。
そのためトレンチコートは、
- 機能性だけでなく、細部へのこだわりも楽しみたい
- シンプルながらもオシャレな着こなしを楽しみたい
という方にオススメです。
チェスターコート
テーラードジャケットと同様に、襟元がV字に開いたデザインとロング丈が特徴のコートです。
フォーマルな印象が強いため、カッチリとした雰囲気を出すことができます。
さらに正式なチェスターコートでは、
- 襟の裏に別布がついている
- 比翼仕立て
となっていることもございます。
コーディネートは、スーツと同系統の色を選ぶことがポイントです。
全体的に統一感を出し、明るいネクタイでワンポイントを入れるとキレイにまとまります。
ポロコート
ポロコートは、チェスターコートとアルスターコートの中間のようなコートで、
- 大きな襟
- ダブルブレスト
- バックベルト
が特徴です。
さらにアルスターコート同様、襟を立てることで防寒性を高めることもできます。
クラシックな印象を求めている方には、ポロコートもオススメです。
まとめ|コスパの良いコートは『スーツ&スーツ』で!
ここまでスーツに合わせるコートの選び方やオススメのコートをご紹介して参りました。
とは言え、中々コスパの良いコートを見つけるのは大変です。
実はONLYのアウトレットショップ『スーツ&スーツ』では、高品質で人気のONLYのコートをアウトレット価格で購入することができます。
コートを何着か探している方は、コスパの良いコートが見つかる可能性が高いので、ぜひ一度『スーツ&スーツ』を覗いてみてくださいね。