年が明け、4月から新社会人になる方の中には、やる気に満ち溢れている方もいれば、上手くやっていけるか不安な方もおられると思います。
そんな方は、まず社会人の勝負服であるスーツを完璧にそろえて、不安を少しでも解消していきましょう。
今回の記事では、新社会人の方がスーツを購入・着用するうえでまず直面する「スーツの素材や必要枚数」「季節ごとの着回し術」の悩みに焦点を当て、紹介していきます。
スーツは最低でも3着は欲しい?スーツの着まわし術
まずはスーツの着数ですが、最低3着は持っておきましょう。
1着のみだとクリーニングに出すことが出来ず、どんどん痛めてしまい、すぐに買い直すさなくてはいけなくなります。
新社会人のうちはお金に余裕がないと思うので、あらかじめ3着は買っておき、1日着たら2日置く、といったように休ませながら着ていきましょう。
スーツは休ませることで受けたダメージを回復していくので、そのほうが長持ちさせることが出来ます。
いきなり3着も買うのはためらわれるかもしれませんが、買うことで仕事に対するモチベーションも上がります。思い切って買いましょう。
同じスーツを着ている印象を与えない!様々な色のスーツを着こなそう!
ただスーツを複数持っていればいいというわけではありません。
色にも気を遣って様々な色のスーツを着こなしましょう。
例えば、あなたは営業マンだとします。営業先に伺うときに毎回同じ色のスーツだったら先方はどう思うでしょう。
「この営業マンはスーツにこだわっていないのか」「もしかしたらスーツをクリーニングに出していないんじゃ?」と思われるかもしれません。
ですが、様々な色合いのスーツを持っておくことで、勝負服であるスーツにこだわっている「デキる男」だと思わせることが出来ます。
色合いとしては、黒や紺のものを持っておくといいでしょう。
特に紺のジャケットと白のシャツの組み合わせは、清潔感と大人っぽい雰囲気を醸し出すことができる王道の組み合わせです。
機能性だけでなく、色合いにも気を遣ってスーツ選びを行ってください。
季節によってスーツを使い分けよう!
スーツには、夏用、冬用、オールシーズンの3つの種類があります。
その季節に合ったスーツを着るようにしましょう。
夏用は生地が薄く、通気性があるため涼しく着ることが出来ます。
外回りに行く営業マンなどは、汗だくになって先方に悪印象を持たれないためにも、夏には夏用のスーツを着ましょう。
冬用も同様です。オールシーズンでも問題はないのですが、やはり冬用の方が生地が厚いので、暖かく着ることが出来ます。
寒さを感じながら仕事をしていては、いい仕事はできません。最大限のパフォーマンスをするためにも、適したスーツを着ることが重要です。
スーツの着まわしを工夫し月1回はクリーニングに出そう!
あまり汗をかかない冬場であれば、月1回の頻度でクリーニングに出すようにしましょう。
夏場は汗をかくので、1~2週間に1度は出すといいでしょう。
しかし、綺麗になるからといって頻繁にクリーニングに出していいわけではありません。スーツはクリーニングによって、含まれている油分が流れてしまい、汚れやすくなってしまいます。
そのため過度なクリーニングは厳禁です。適度な頻度でクリーニングに出し、スーツを綺麗に保ちましょう。
スーツの素材の種類とは?素材を生かして、快適に過ごそう!
レーヨン
レーヨンは吸湿性が高く、肌触りが良くて光沢性もあります。
そのため、スーツに質感、高級感を求める方におすすめです。しかし、水に濡れると縮みやすくシワになりやすい弱点も持っています。
梅雨の時期には気をつけて着用する必要があります。
ウール
ウールは、スーツの生地としては最も代表的な種類と言えます。
機能面では保湿性が高く、伸縮性、耐久性、吸湿性にも優れています。
シワになりにくく、手触りもいいため、生地で迷ったらウールという方も多いでしょう。暖かい生地でもあるため、冬用のスーツに用いられています。
コットン
コットンは、衣料に最も多く使われている天然繊維です。丈夫かつ熱に強く、吸湿性も持っています。
しかし、シワになりやすく、水洗いすると縮んでしまったり、色落ちすることもあります。
クリーニングや洗濯の頻度には、十分に注意しましょう。
ツイード
ツイードは、冬用向けの生地です。厚手の生地で、手触りがゴワゴワとして粗っぽいのが特徴です。
英国発祥ということもあり、ツイードの生地のスーツにはカジュアルなものが多く、他の人と一味違うスーツで差をつけたいと思っている方には最適な素材でしょう。
まとめ
一口にスーツと言っても、生地の種類、色合い、組み合わせ方は様々であるため、悩まれる方も多いでしょう。
しかし何度も言いますが、スーツは社会人の勝負服です。
徹底的にこだわりましょう。こだわり抜いたスーツならば、きっといい仕事が出来ることでしょう。そして、適度なメンテナンスもお忘れなく。